ちょこっとした日記
クレデリオ錠 2023 TVCM『訴える愛犬篇』に当病院のトイ・プードルのころもちゃんが玉木宏さんと共演しました!!
2023-04-04
2023 年春の「クレデリオ錠」のCMが公開されています。是非皆様ご覧下さいね❤
物凄く心温まるお話:交通事故に遭った半野良の猫のクロちゃん無事に生還しました!!
2021-04-03
注目重要NEW
クロちゃん、すっかり良くなりました❤
皆様、満開の桜はとても綺麗ですよね。今年は早くも花びらが散ってしまいましたね。
なかなかブログの更新が出来ませんでしたが、やっと「クロちゃんママ様のご協力で作ることが出来まして心から感謝申し上げます。
少し長文となりますが、皆様にご覧いただけましたら心から嬉しく思います。
まずクロちゃんとの出会いは昨年の11月10日、パパ様からのお電話で
「半野良猫ちゃんがよろよろしながら玄関前で倒れていて、お尻から血が出て、ウジ虫が湧いていてすぐに診て頂けますか」と。
その猫ちゃんがクロちゃん。クロちゃんはママ様宅で玄関で餌を与えた半分野良猫ちゃんでした。
「交通事故」に遭ったクロちゃん。
相当痛かったであろうに必死に玄関までたどり着いて必死に助けを求めたクロちゃん。
入院した時は下半身麻痺で便も尿も何とか自力でしており、検査結果では、麻酔をかけて潰れかけた精巣と肛門周囲のウジ虫(ニクバエ)を綺麗に取り除いて(肛門の直腸に侵入して直腸の肉を食べ始める前に何とか阻止して)無事に手術を終えましたが、骨盤骨折に関しては多川先生と話ながら当初は当病院で実施しようとしましたが、最終判断として(時間が経つにつれ尿は手で圧迫して排尿、便が出なくなってきたたために)と神経学的な総合的診断(MRI検査など)を含めて東京大学動物医療センターの外科学教授の望月先生にご依頼いたしました。
「紹介状」には
“兎に角クロちゃんの命を救って下さい。どうぞ宜しくお願い申し上げます”と必死な思いでペンを走らせました。
すぐに診察と手術をして下さることになり、心から安堵の気持ちで一杯でした。
勿論、詳細は入院中、望月先生からお電話のご報告を受けまして心から安堵致しました❤
クロちゃんママ・パパ様から東大病院退院後に聞いたお話ですが、8時間の手術で6か所の手術を行い、8時間もの手術に耐えたクロちゃんも物凄い体力であったこと、私と多川先生のアドバイスにより東京大学動物医療センターへの診察・手術までのバトンタッチをするまで、必死で命をつないだことそして東京大学動物医療センターの望月先生を始め関わっていただいた先生方・スタッフさんたち、そしてあらゆる方々からのご協力があったからこそ、クロちゃんはこうやって元気になり皆様方には心から本当感謝申し上げます。
退院後にパパママ様に私は
「何故ここまで半野良のクロちゃんの命を助けようと思ったのですか?こんなに高額医療費でしたのに。心から尊敬致します。」と私。
「これはクロちゃんが這ってでも一生懸命私どもの玄関前までに助けを求めてきた縁ですので、どうしても命を助けたくって」と。
私は27年間動物病院を営んでおりますが、こんなに感動したことは始って以来で心から涙が出てしまいました。
誰一人諦めなかったことで命が救うことができたクロちゃんは今はジャンプすることできるほど元気になり、パパママ様もそして私も心から喜んでおります。
治療費は軽トラが1台買えるほどとパパ様は言っておられましたが。
またこのお話を聞いてさらに私は涙が出てしまいました。
今は残念なのですがオシッコは朝晩パパママ様がカテーテルでの排尿ですが、命を取り留めただけでも心から感謝しておりますと仰られ、心から頭が下がる思いです。
クロちゃんこれからも元気で長生きしようねと頭を撫でたいと思っています♥
今日3月11日は10年目の東日本震災の日です。この10年前に私は大学の体育館にて「博士授与式」が行われました。
2021-03-11
今日は10年前の「東日本大震災」があった日ですね。
あの時は皆様はどこにいて何をなさっておりましたか?
今日の午前中の診察で猫のミツちゃんママ様と東北で震災に遭われていっぺんに家族を失った男性のお話をママ様からうかがって二人で涙しておりました。
「こうして命があって笑顔で笑って暮らせることが何て幸せな事だろうか」とつくづくお話しておりました。
被災された皆様・被災されてお亡くなりになられた方々には心からご冥福をお祈り申し上げます。
少し長くなりますが
今ハートランド動物病院は27周年ですが27周年とひと口では簡単に言えますが、やはり色々な思い出が脳裏によぎってはあの時はああだったと過去のカルテを整理しながら思い出が過ってゆきます。
勤務獣医師後、大学病院へ戻り今のここハートランド動物病院宮ノ台から日本獣医生命科学大学の大学病院へ外科学教室の多川先生のご紹介で大学病院での修行となり、その後外科学教室に在籍して18年かけて博士授与となった時は頭から重しが消えた時の安堵感は未だに忘れられません。
やはり毎日の診療をしながらの研究を続けることは精神的・肉体的にかなりの過酷でした。
毎週月曜日には大学へ出向き、ほとんど休日らしい休日も無くて往復4時間かけて武蔵境駅まだ通いながら。 今また「同じことをやりなさい」と言われたら、絶対断るほど大変だった日々を思い返しますと、若かったから出来た賜物と言えるかもしれませんね。
私の性格は子供の頃から一度決めたら信念が強く諦めないことがやはり続いことだと思います。 続けてこられたもう一つの理由は多川先生や大学の色々な先生からご協力があってからこそと今でも心から感謝の気持ちを忘れることは出来ません。
実際、こんな私でさえも投げ出してしまったり、諦めようと涙したこともありましたが笑。
素敵なクライアント様達からの心強い支えもあり、また、今では動物たちを飼っていないのにも拘わらず未だに交流させていただいている方々からの応援も心から感謝申し上げます♥
本当に皆様も心温かい気持ちをいつも噛みしめて心から感謝致し、本当に有難うございます♥
世間はコロナ禍で大変な現状ではありますが、皆様がハートランド動物病院に足を運んでいたただいているだけでも幸せなことだと身に染みて実感しております♥
今後とも引き続き誠意を持って頑張って診察をしてゆきたいとの所存でございますので、これからもハートランド動物病院のご愛顧のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
先日山武市から10歳のダックスが来院して口腔内の「悪性腫瘍」を3回の手術を受けて治らずにハートランドへ来院受診して、手術後綺麗に取り除き無事に完治したクライアント様から今日「お礼の手紙」が届きました。
こうして治癒すると心から嬉しくなり多川先生を始め獣医師たちもスタッフもそれは大喜びです。
また、詳細はブログにて掲載したいと思いますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。
私の履歴書はここ
私の博士論文はここ
論文執筆・学術誌執筆・学会発表はここ
です。
今年の初めから皆様から届いた動画やお写真を掲載!! 会員様用20%OFFハガキ郵送しました!!
2021-03-08
注目重要NEW
皆様お元気にお過ごしでいらっしゃいましたか?私は昨年の9月から12月までは例年以上に多忙な日々を送って、特に12月は大変重症例の猫ちゃん・ワンちゃん(またこのご様子はブログに掲載いたします)
そして会員様用20%OFFハガキも作成して、今郵送し終わりこれから「フィラリア抗原検査無料券」のお葉書も郵送致しますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます♥
①と②のお写真は2歳になるププちゃんとロロちゃんの姉妹猫ちゃんたちです。
このお写真はお正月に送って頂き、なんとミカンと一緒な所がさらに可愛いですよね。
③の動画はロロ・ププちゃんのママ・パパ様がある動物番組を見て同じ実験?を行った時の動画です。
詳細は動画の下に記載してます。
④ププちゃんがクッションのひもを食べて入院中の時の動画です。検査結果により便から出てくると判断したら、やはり出ました。
⑤ハートランド動物病院で無料にて差し上げたスコテッシュ×もうすぐ1歳のロシアンブルーのMIX猫ちゃんです。娘さんとも大の仲良し
です。可愛い動画を送って下さいました!!
⑥アメリカンショートヘアーのもうすぐ1歳♀猫ちゃんのシェリーちゃんの動画です。手作りの段ボールで遊んでいる可愛い様子がほのぼのしています!!
⑦もうすぐ1歳になるオスの日本猫のシマちゃんです。この頃のママ様の悩みがシマちゃんが朝早起きで運動会をすることが今の悩みだそうです。私も同じくしっぽなと小雪の大運動会に悩まされていてお互い「おなじですね」と励ましあっております。
なかなかUP出来ずに大変申し訳ありませんでした。これからも時間を見つけましてブログを更新していきますので、皆様楽しみにしていてくださいませ❤
明日のブログは「東北大地震10年目」を書きますので、どうぞこちらもご覧下さいませ!!
*メモリアル* 8月1日に左側前肢腫瘍により天国へ召された12歳(保護犬の為に推定)♀の柴犬さくらちゃんとの思い出を綴ったお話です?
2020-10-13
注目オススメNEW
のろのろ台風のお陰でまだこちらは雨模様ですね。このところ気温差があり皆様、風邪をお引きになさらないようになさって下さいませ。
さて、今日のちょこっとした日記を更新しました。
今回は8月に天国に召された保護犬だった推定12歳の柴犬のメスのさくらちゃんです。
さくらちゃんとの出会いは2017年12月5日。左前肢の小さな腫瘤によるもので来院しました。
前の病院ではすぐに断脚手術を勧められたのですが、やはり断脚は勇気がいる選択でしたので、当病院に来院されました。
私も細胞診の診断を含めて多川先生のアドバイスを受け日本獣医生命科学大学の腫瘍外科の呰上先生(現在は東京農工大学に在籍)に上診をお願い致しました。
左下のお写真は大学病院の検査室です。
私も朝早く大学病院に出向き呰上先生の診察および検査を一緒にさせて頂きました。
麻酔科下で細胞診をした結果は良性腫瘍の「線維腫」でした。
さくらちゃんのご家族は今のところは経過観察という判断をし、大きくなったらまた考えるということにしました。
2020年3月ごろからその腫瘍が大きくなりはじめ出血も出始めて、多川先生との話し合いで手術をするかどうかの矢先、血液検査では重度の貧血により、手術を見合わせ内科治療を選択しました。
入院はあえて私は勧めませんでした。
といのはさくらちゃんが一番落ち着ける場所はお家だったからです。
ママパパ様も毎日手の消毒と点滴に通って頂き、それはそれはさくらちゃんのことを心から思いやる優しいお気持ちで私は頭が下がる思いで毎日励まし続けました。
時にはママ様と一緒に泣いたこともありましたが、出来るだけ笑顔とともに治療を続けました。
最期の最期までさくらちゃんは泣き言(嫌がるそぶりも一切せずに治療に協力的で、なんて賢いワンちゃんだろうとこちらの方が励まされているという感じがいつもしました。)
そんな頑張って来たさくらちゃんも8月に天国に召されました。眠るように天国に旅立ったそうです♥。
今でも思い出すと涙が出てしまいますがさくらちゃんのご家族様の手厚くて心優しい看護を拝見させて頂き、私はいつも心が温かくなり、感動を覚えておりました。
きっと今頃,さくらちゃんは天国で素敵な笑顔で走りまわっていることと思います♥
さくらちゃんもご家族の皆様も本当に最後まで頑張ったと思います。
心からご冥福をお祈り申します♥