ちょこっとした日記
今日3月11日は10年目の東日本震災の日です。この10年前に私は大学の体育館にて「博士授与式」が行われました。
2021-03-11
今日は10年前の「東日本大震災」があった日ですね。
あの時は皆様はどこにいて何をなさっておりましたか?
今日の午前中の診察で猫のミツちゃんママ様と東北で震災に遭われていっぺんに家族を失った男性のお話をママ様からうかがって二人で涙しておりました。
「こうして命があって笑顔で笑って暮らせることが何て幸せな事だろうか」とつくづくお話しておりました。
被災された皆様・被災されてお亡くなりになられた方々には心からご冥福をお祈り申し上げます。
少し長くなりますが
今ハートランド動物病院は27周年ですが27周年とひと口では簡単に言えますが、やはり色々な思い出が脳裏によぎってはあの時はああだったと過去のカルテを整理しながら思い出が過ってゆきます。
勤務獣医師後、大学病院へ戻り今のここハートランド動物病院宮ノ台から日本獣医生命科学大学の大学病院へ外科学教室の多川先生のご紹介で大学病院での修行となり、その後外科学教室に在籍して18年かけて博士授与となった時は頭から重しが消えた時の安堵感は未だに忘れられません。
やはり毎日の診療をしながらの研究を続けることは精神的・肉体的にかなりの過酷でした。
毎週月曜日には大学へ出向き、ほとんど休日らしい休日も無くて往復4時間かけて武蔵境駅まだ通いながら。 今また「同じことをやりなさい」と言われたら、絶対断るほど大変だった日々を思い返しますと、若かったから出来た賜物と言えるかもしれませんね。
私の性格は子供の頃から一度決めたら信念が強く諦めないことがやはり続いことだと思います。 続けてこられたもう一つの理由は多川先生や大学の色々な先生からご協力があってからこそと今でも心から感謝の気持ちを忘れることは出来ません。
実際、こんな私でさえも投げ出してしまったり、諦めようと涙したこともありましたが笑。
素敵なクライアント様達からの心強い支えもあり、また、今では動物たちを飼っていないのにも拘わらず未だに交流させていただいている方々からの応援も心から感謝申し上げます♥
本当に皆様も心温かい気持ちをいつも噛みしめて心から感謝致し、本当に有難うございます♥
世間はコロナ禍で大変な現状ではありますが、皆様がハートランド動物病院に足を運んでいたただいているだけでも幸せなことだと身に染みて実感しております♥
今後とも引き続き誠意を持って頑張って診察をしてゆきたいとの所存でございますので、これからもハートランド動物病院のご愛顧のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
先日山武市から10歳のダックスが来院して口腔内の「悪性腫瘍」を3回の手術を受けて治らずにハートランドへ来院受診して、手術後綺麗に取り除き無事に完治したクライアント様から今日「お礼の手紙」が届きました。
こうして治癒すると心から嬉しくなり多川先生を始め獣医師たちもスタッフもそれは大喜びです。
また、詳細はブログにて掲載したいと思いますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。
私の履歴書はここ
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です。